備前屋の詰め合わせセットを食べた感想。

備前屋

こんにちは、ヤギネでございます(・ω´・+)

先日、備前屋さんの詰め合わせセットをいただきました。

備前屋詰め合わせ

備前屋詰め合わせ

備前屋さんは愛知県岡崎市にある創業天明二年(1782)のお菓子屋さんです。
むっちゃ老舗ですねΣ(・ω・

私が住んでいるのは愛知県のお隣の岐阜県なので、備前屋さんのお菓子をいただくのはこれが初めてではないです。

備前屋の商品について

それでは、中身を紹介していきましょう♪

まずは、備前屋さんで一番有名なお菓子、「 あわ雪 」です。
今回入っていたのは純白と桃花の2種類。

あわ雪(純白)

あわ雪(純白)

あわ雪(桃花)

あわ雪(桃花)

この他にもコーヒー味やチェリーブランデー味など、いろんな味があります。

あわ雪の由来は、江戸時代の東海道名物「 あわ雪豆腐 」
岡崎宿の茶店で提供されていたものでしたが、 明治に入ってから寂れてしまったそうです。
で、その名をお菓子に残したいと備前屋三代目藤右衛門さんが創作したのが銘菓「 あわ雪 」です。
卵白を泡立てて寒天で固めた優しいお菓子。

箱の中はこんな風に2つに分かれてました。
カットする道具もついています。

中身

中身

箱の中身はこんな感じ。

箱の中身

箱の中身

で、これを食べやすくカットします。

純白

純白

桃花

桃花

写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、純白が白く、桃花が薄っすらとピンク色です。

食感はすごく独特。
同じタイプのお菓子は、他に食べたことがないです。
洋菓子のような和菓子のような。
生のマシュマロを和菓子風に仕立てた感じと言ったらいいでしょうか。
羊羹とも、ういろうとも全然違う食感がします。
もうね、あわ雪独特の食感としか言いようがないです。
味は甘めです。
抹茶とか、渋めの飲み物と合うのかな?
コーヒーとか紅茶と合わせる感じではないです。
不思議なお菓子。

続いては非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)の栗ころ。

栗ころ

栗ころ

なんだか難しい名前ですが、焼饅頭です。
栗のほかに、梅と金柑があります。

栗ころは、栗が丸ごと1粒はいっています。
味は白餡と、小豆餡+シナモンの2種類。

白餡、小豆餡+シナモン

白餡、小豆餡+シナモン

左が白餡、右が小豆餡+シナモン。

栗ころ2種

栗ころ2種

味が違うだけかと思ったら、食感も違いました。
小豆餡+シナモンのほうが多少しっとりしているのかな?
しっかりとシナモンの香りがします。

ラストは、この中で私が一番好きな「 手風琴のしらべ 」
子供の頃から、何度か食べたことがあります。

手風琴のしらべ

手風琴のしらべ

これね、見た目がシンプルで、昭和っぽいパッケージだけど、美味しいんです。

発酵バターを使った和風パイ。
北海道産小豆を使った自家製餡が入ってます。

中身はこんな感じ。

中身

中身

断面。
あんこがたっぷり入ってますね。

断面

断面

口に入れた瞬間、濃厚な発酵バターの味がいっぱいに広がります。
バター好きにはたまりません。
そして、そこに加わるアンコの甘味。
小倉トーストなるものが存在する東海地方の人間にとって、あんこ+バターは鉄板なんです。
間違いないんです。
落ち着く、安定の美味しさ(*´ω`*)

贈ってくださった方ありがとう。
ごちそうさまです(`・ω・´) 人

以上、備前屋さんのお菓子詰め合わせの紹介でした(・ω´・+)

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