黒からあげを食べた感想【岐阜県関市のB級グルメ】

黒からあげ

刃物の街として有名な岐阜県関市は、近年、ご当地グルメとして「 関からあげ 」というものに力を入れています。
関からあげの定義は、「 関市の特産品・生産品を使用したオリジナリティ溢れる創作からあげで、関からあげ学会が認定したもの 」だそうです。
いくつかの種類がありますが、中でもインパクト抜群なのが、第一弾として発表された「 黒からあげ 」
その名の通り、黒い唐揚げです。

岐阜県在住の身として、黒からあげの存在は知っていたし、店で売っているのを見たことはあるのですが、手をだしたことはありませんでした。
とにかく見た目がすごくて、一歩踏み出すのに勇気がいるんです。

が、先日、近所に住んでいる父の友人のオジサンが手土産に買ってきたので、ついに「 黒からあげ 」と対峙することになりました。

それがこちらです。

黒からあげ パック

パック入り

蓋をオープン。

黒からあげ中身

開封

はい。見た目は完全に失敗作の唐揚げです。
このままゴミ箱に直行してもいいんじゃないかと思う程度に黒焦げになった唐揚げです。

見る人を怯ませるビジュアルですが、使っている素材は実は身体に優しいんです。
この黒い色の正体は、「 ひじき 」と関市の名産品である「 シイタケ 」
むっちゃヘルシー。
この毒々しい見た目からは想像できない、健康的な唐揚げなんです。

 

では、食べてみましょう

では、勇気を振り絞って食べてみましょう。

黒からあげ単体

単体

お皿にのせましたが、相変わらず見た目の印象はひどいです。
『 これは焦げてるんじゃない、ヒジキとシイタケなんだ! 』と自分に言い聞かせます。
香りはもちろん焦げた感じではありませんが、なんというか、私が知っている唐揚げではない匂いがします。

ちなみに、断面図はこうなってます。

黒からあげ断面

断面

当然のことながら、中身は普通に美味しく揚がった鶏肉です。
ほっと一安心。

覚悟を決めて口に入れると、予想外に落ち着いた味がしました。
ヒジキとシイタケが混ざり合った、和のお惣菜の味です。
若者がビール片手に「 うぇーい! 」って食べる感じのじゃなくて、おばあちゃんおじいちゃんがいる食卓で出される感じの、落ち着いた家庭の味。
これは、ツマミというよりは、健康志向のオカズです。

「 黒からあげ 」といっても、いろいろなお店がそれぞれのレシピで作ってるので(関からあげの公式HPを見たところ、元となるオリジナルレシピはあるみたいですが)、一概に同じ味ではありません。
だから、あくまで、今回の黒からあげのイメージですので、あしからず(`・ω・´)

ちなみに、関からあげには、この他にもパプリカとシイタケを使った「 赤からあげ 」なるものがあります。
こちらは赤い色をした唐揚げなのですが、揚げ物自体、もともとが赤茶色っぽいので黒からあげのようなインパクトはないです。
それと、詳細はわかりませんが、「 白からあげ 」っていうのもあるのかな?

 

以上、岐阜県関市のご当地グルメ、「 黒からあげ 」の食レポでした(・ω´・+)

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