【春の山菜の女王】コシアブラ(コンテツ)でパスタと混ぜご飯を作ったよ【不器用な大人女子の料理修行】

山菜の女王 コシアブラ

 

こんにちは、ヤギネでございます(・ω´・+)

みなさん、「 コシアブラ 」という山菜をご存知ですか?
私の住んでいる地域では「 コンテツ 」と呼びます。

春の山菜として有名なタラの芽と同じく、コシアブラも木の新芽の部分を食します。
タラの芽を「 山菜の王様 」と呼ぶのに対し、コシアブラを「 山菜の女王 」と呼ぶのだそうです。
葉っぱは、セリのような風味があります。
日持ちがせず、採取しにくく、栽培もされていないので、スーパーなどでは基本的に出回っていません。
うちの地元の朝市では売られています。

こちらがそのコシアブラ(コンテツ)です。

コシアブラ

コシアブラ

毎年、叔母がたくさん採ってきて分けてくれます。

コシアブラの定番の調理法は天ぷらで、とっても美味しいのですが、量が量なので天ぷらだけではとてもじゃないけど食べきれません。
しかも、前述通り日持ちがしない。

毎年、母が「 どうしようー! 」と頭を悩ませているので、今年は天ぷらにした残りのコシアブラの調理法を、私が担当することにしました(・ω´・+)

パスタを作る!

料理サイトを検索してみたところ、パスタが美味しそうだったので、自分の昼食用に作ってみることに。

ついでに、裏山でこれまた大量に採れて母が頭を悩ませているタケノコも使います。

コシアブラとタケノコ

コシアブラとタケノコ

なんか、今年はタケノコが豊作みたいで、むっちゃいっぱい採れます。
タケノコって数年に一度当たり年があるのですが、今年はそれに該当しないらしく、地元の人は不思議がっています。
イノシシの被害が少ないのがその原因なのかも。
どこに行ったんだろう。イノシシたち。

コシアブラの下準備ですが、キレイに洗って根元の部分を切り落とします。

根元をカット

根元をカット

で、葉と茎はだいたい1センチくらいにカット。
タケノコも細かく刻みます。

ペペロンチーノ的な味付けにすれば間違いなさそうな感じだったので、他にニンニクとハムも用意しました。

パスタの具材

パスタの具材

ハムは我が岐阜県の名産品、明宝ハム(・ω´・+)p

まずは、鍋にお湯を沸かしパスタを既定の時間より1分短く茹でます。
その間、フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、香りがでてきたら他の具材を投入して炒めます。

炒める

炒める

よりスパイシーにしたかったので、自家製のタカノツメも入れてみました。
小さいから種を抜くのが面倒くさくて刻んで全部入れてしまったのですが、どうやらタカノツメの威力を甘く見ていたようで、湯気で目が痛い:(´◦ω◦`):プルプル

で、茹で上がった麺を投入。
ついでにゆで汁もお玉1杯分加えます。

パスタを入れて味付け

パスタを入れて味付け

味付けは胡椒とクレイジーソルト、そして粒状のコンソメ。
味見をして、調整したら、お皿に盛って完成!

完成

完成

むっちゃイイ香りがする(*´ω`*)

いい香り!

いい香り!

では、いただきます(`・ω・´) 人

うわ、これ、予想以上に美味しい!
コシアブラをパスタにするなんて、正直味の想像がつかなかったんだけど、素材の魅力が存分に引き出されております。
コシアブラの味が、天ぷらにしたときに以上にしっかりと感じられるんですよ。
しかも、それが強すぎるわけではなく、パスタや他の具材とすごくよく合ってるんです。
これは新しい発見。
もう一度、ぜひ作りたい味です。

混ぜご飯を作る!

さて、残りのコシアブラですが、大量消費のために混ぜご飯にすることにしました。
もらってから3日くらい経っちゃって、だいぶシナシナになってたから、どうしてもその日のうちに使い切りたくて。
検索して知ったのですが、混ぜご飯も天ぷらに次いで、コシアブラのポピュラーな調理法のようです。
全然知りませんでした。

それでは、さっそく、調理開始(・ω´・+)
コシアブラを、パスタのときよりもさらに細かく刻み、ごま油で炒めます。

ゴマ油で炒める

ゴマ油で炒める

それを、醤油、酒、砂糖で適当に味付け。

調味料を入れる

調味料を入れる

本当はみりんも入れたかったのですが、ちょうど切らしてた(´・ω・`)

で、炒め終わったら、炊いたご飯と白ゴマを入れ、混ぜます。

ご飯を入れて混ぜる

ご飯を入れて混ぜる

お椀に盛りつけて、さらに白ごまを振ったら完成!

完成

完成

これまた美味しそう(*´ω`*)

では、いただきます(`・ω・´) 人

うん!
混ぜご飯もむっちゃ美味しい!
ちょっと砂糖が多かったみたいで甘くなりすぎちゃったけど、それでもいい感じに仕上がってます。
コシアブラがいっぱい入ってるのに、クセも全然強くありません。
むしろ風味がいい感じ(*´ω`*)
味見だけするつもりが、普通にお椀1杯食べたうえにオカワリまでしてしまった(笑
一緒に食べた母・みえ子も「 美味しい! 」と絶賛で、危うく二人で、父と祖母の分まで食べてしまうところでした。
危ない危ない(;´・ω・)

料理サイトを見ると、コシアブラを炒める以外に、茹でてご飯に混ぜ込むタイプや、生のまま入れるタイプもあり、味付けも塩だけのシンプルなものから甘味があるもの、とにかくいろいろ。
うちの叔母は、酢飯で混ぜご飯を作るみたいです。
今度コシアブラを手に入れたら、他の味の混ぜご飯も作ってみたいなぁと思っております。
うちの地元は、今年はもうシーズンが終わってしまったみたいなので、来年ですね。
待ち遠しいです(´・ω・`)

以上、【不器用な大人女子の料理修行】、春の山菜コシアブラを料理してみるの巻、でした(・ω´・+)

 

その他の料理の記事はこちらです → カテゴリー【 料理してみた 】

 

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